WOODONE MUSEUM OF ART

【本館】

期　間：3月20日（水・祝）～ 7月7日（日）

Japanese Beauty めぐる日本の美
ー松園からミュシャ、ガレまでー

美人画、花鳥画、風景画の各ジャンルの中から約80点を精選し、世界があこがれた日本の美を紹介します。日本美術に影響を受けたミュシャやファン・ゴッホ、エミール・ガレらの作品をはじめ、日本の女性美の極地を表した上村松園、鏑木清方、伊東深水、人物描写において東西両洋の美を融合させた岡田三郎助、藤田嗣治、岸田劉生、全国各地に取材し日本の風光明媚な景観をとらえた梅原龍三郎や金山平三らの作品を展覧。日本の魅力を多面的に紹介する展覧会です。

【休館予定日】月曜（※4/29、5/6 は開館)
※途中一部入れ替え有り（前期：3/20 ～ 5/12　後期：5/14 ～ 7/7）
※岸田劉生《毛糸肩掛せる麗子肖像》前期のみ、ファン・ゴッホ《農婦》後期のみの展示となります。

【本館】

期　間：7月13日（土）～ 9月23日（月・祝）

造形作家　玉田多紀　ダンボール物語

捨てられる予定だった古紙ダンボールを使い、生き物たちの姿を創作する玉田多紀。玉田の作品は、その迫力で見るものを圧倒すると同時に、皮膚の質感や瞳の輝き、顔の表情など、細部の繊細な表現によって人々を魅了しています。玉田は、「0歳からの芸術鑑賞」を合言葉に、大人から子供まで、世代を越えて楽しめる展覧会を各地で開催しています。中国地方初の大規模個展となる本展は、見て、触れて、感じて、ダンボール造形の魅力を体感できる展覧会です。

【休館予定日】月曜（※7/15、8/12、9/16、9/23 は開館）

【本館】

期　間：9月28日（土）～ 12月8日（日）

驚異のアート　光の芸術家 ゆるかわふうの世界
宇宙そらの記憶

オリジナル技法の「光彫り」のアーティスト・ゆるかわふうの中国地方初となる個展を開催します。ゆるかわは、普段は人の目には触れない発泡断熱材「スタイロフォーム」に着目し、断熱材に凹凸をつけ、背後からLED照明を当てて光の世界を浮かび上がらせるという新ジャンルのパイオニアとして注目されています。本展では、海洋の生き物や動物、宇宙を力強く表現した代表作をはじめとする約30点を公開。展示室が光の色彩に染まる、幻想的かつ神秘的な体験をお楽しみください。

【休館予定日】月曜（※10/14、11/4 は開館）

常設展　【新館展示】※全期間ご覧いただけます。

■ マイセン磁器(約70点展示)
ヨーロッパで最初の硬質磁器として誕生して以来、約300年以上の長い歴史と伝統を有するマイセン磁器。初期の東洋趣味から、華麗で優雅なロココ主義、歴史主義の作品までマイセンの歴史をたどることができます。

■ アール・ヌーヴォーのガラス作品(約60点展示)
19世紀末、アール・ヌーヴォーの装飾様式によって花開いたガラス芸術。ガラスの新しい技法開発に寄与し、芸術的表現を追求したエミール・ガレを中心に、ドームやミュレール兄弟など、ナンシー派の作家による作品を展覧。

■ 幕末・明治期の薩摩焼(約20点展示)
19世紀から20世紀初頭にかけて、金彩をふんだんに用いた装飾様式が好評を博し、特に海外で高い評価を得た薩摩焼。世界を風靡した、幕末・明治期の薩摩焼をご堪能いただけます。